吹田市旧山田村の歴史街道散策

吹田市山田東周辺には、旧山田村の繁栄を感じられる歴史ある建物が多く残っています。

その歴史街道を8月初旬の強烈な日差しの下、ちょっと散策してみました。

その散策コースを写真で紹介していきます。

まずは、散策コースです。(ブルーの線が今回歩いたコースです。)

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右下の伊射奈岐神社をスタート地点として、左上の石仏群を目指して散策しました。

地図を見ていただくとわかるように、ここは万博公園のすぐ近くです。

それでは、散策をスタートしましょう。

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スタート地点の伊射奈岐神社です。

ここは、延喜式内社で、平安時代の延喜式神明帳に、「嶋下郡・・・伊射奈岐神社ニ座、並大」とあるうちの一つの神社です。姫宮とも呼ばれ伊射奈美神を祀っています。

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ちょうどお宮参りのご家族がお参りを済まされて降りてくるところです。

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神社の前を流れる山田川です。この山田村はこの川沿いに広がっている感じで、今回も所々で川の様子もお届けします。

 

いよいよ、街道へ進みましょう。

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ここから山田村を縦断する旧道を進んでいきます。狭い道なので車は一方通行となっています。

旧道を少し進んだのち、北へ向かう路地を入って行きます。

するとすぐにこのように立派な蔵が見えてきました。

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このあたりは、大きな家が多く、このような蔵が残っているところがたくさんあります。

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上の蔵の正面です。この立派な扉の奥にはどんなお宝があるのでしょうね?

ここからもう少し北へ進むと最初の目的地である「圓照寺」が見えてきます。

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この圓照寺は、創建が9世紀・平安時代にさかのぼる歴史のある寺です。

建物は近年建て替えられていますが、大阪府指定有形文化財に指定されている、木造准胝観音菩薩立像や、木造日光・月光観音菩薩立像が保存されています。(見ることは出来ません。)

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奥には釣り鐘があり、大晦日に自宅で聞こえる除夜の鐘は、ここからのものかもしれません。

また、境内には、吹田市の保護樹木に指定された大きな桜の木があります。春に一度撮影に来てみたいと思います。

 

さぁ、次の目的地へ向かいましょう。

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もとの旧道に戻ると何やら車が渋滞しています。

原因は、この先にある和菓子屋さんです。

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創業明治22年の老舗和菓子屋さんの「松竹堂」です。

ここの「フルーツ餅」は、あの松本伸助さんが紹介して人気が出て、お客さんが絶えない状態となっています。

私も何度も食べていますが、季節のフルーツを使った本当に美味しいお餅です。

 

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「松竹堂」のすぐ前の山田川の様子です。

川向かいに見える大きな家にもちゃんと蔵があります。

もう少し旧道を進むと大きな説明看板が見えてきます。

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次の目的地である旧竹中家の「馬上門」の説明です。江戸時代にこの山田村の庄屋をつとめた竹中家の表門です。

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馬に乗ったままで出入りしたというほど軒が高く大きな門であることから、この名で呼ばれているそうですが、今では屋敷は解体され、門のみが後ろのマンションの玄関に使われています。

ここから少し路地を入るとすぐに次の目的地になります。

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こちらも歴史あるお寺の「紫雲寺」です。

ただ、残念なことに本堂は改修工事中で見ることは出来ませんでした。

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隙間から少しのぞかせていただきました。

ここの本堂の内陣に天井画78面、左右壁貼付に蓮池図があり、大阪府指定有形文化財に指定されています。江戸時代後期に活躍した森狙仙の作で、天井画には、当時千里丘陵から淀川に生息していた野鳥や小動物が多く描かれているそうです。

改修工事が終わったら一度見てみたいものです。

 

それでは、次へ進みましょう。

一度旧道へ出て、また北の方の路地を上がっていきます。

するとJA(農協)の建物が見えてきます。そして、そのすぐ横に次の目的地があります。

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そう茅葺屋根の旧家です。

ちゃんと現在でもお住まいになれています。

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この写真だけをみるとすごく田舎の住居と思われることでしょう。でも、このような住居が万博公園のすぐそばにあるのです。

歩を進めていくと旧家の間を抜ける感じのところへ出ました。

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昔は人が歩くだけだったと思いますが、今はこんなに細い道も車が通っています。

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歩いているとまた山田川が見えてきました。そして、橋を渡って万博公園に近づいていきます。

ここからもう少し歩いていくと不思議な光景が目に入ってきました。

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建物が植物に飲み込まれています。

どんな建物だったのか、外からはわからない状態で、住人がいるかどうかもわかりません。

多分、無人でしょうね。玄関も塞がっていましたから。

 

暑さに負けずもう少し歩いて行くとお寺が集まっているところに出ます。

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上は、「宗名寺」です。下は、「正業寺」です。

二つのお寺が道を挟んで向かい合ってあります。

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どちらも歴史あるお寺だと思いますが、現在は新しいきれいな建物になっています。

そして、このあたりの建物がこんな感じです。

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こちらも歴史ある旧家のようですが、まわりにはこのような住居がたくさんあります。

そして、散策していて何度も目に入った光景がこれです。

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どの路地も道が狭く、軽自動車でも運転技術が相当求められそうです。

間違ってはいると、当然、バックで戻るしかありません。Conv080809026

上の看板の道を進むとこんな感じです。外部の人は絶対に車で入らない方が良さそうです。

普通の人は、軽自動車でも絶対無理です。

 

路地を寄り道するのはこのあたりにして、最終目的地へ向かいましょう。

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先ほどのお寺に挟まれた通りを進んで、上の傾いた電柱の路地を北へ上がっていくと最終目的地が突然現れます。

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「山田石仏群」です。13体の石仏が集めて、祀られています。

山田村当時にあちらこちらにあった石仏を集めたものと思いますが、住宅の石垣に埋め込まれているのが、何とも言えません。

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長年風雨にさらされていたのでしょうか、表情がわかる石仏はありませんでしたが、何となく哀愁を感じる石仏達でした。

そして、この横にこのような碑が建てられていました。

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説明が無かったので、詳しい意味合いはわかりませんでした。

ちょっとこぼれ話を一つ。

この石仏の場所がわからず、お近くにお住まいの年配の方にお尋ねしたのですが、「この辺に石仏なんかあったかなぁ?僕は知らんなぁ。」との回答でした。(結局、お尋ねした場所から数分のところにありました。)

同じ町内の方でも知らない、気がつかないようなもののようです。

 

最終予定地まで来たので、ここから下の旧道へ向かって戻っていきます。

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その途中に細い路地で見かけた祠です。

こういうものも旧山田村の歴史を感じさせてくれます。

そして、開発が進みながらも、こういうものを残していく心が大切ですね。

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最後に山田川ともお別れして、今回の散策は終わりとします。 

全行程、約2時間弱でした。

今日歩いたコースは、吹田市の「すいた再見ウォーク」などで紹介されているコースに近いコースです。

興味ある方は、一度散策されるとこれらの写真以外にもたくさんの歴史を感じることが出来ると思います。

<写真は全て、K10D+PENTAX DA 35mm F2.8 Macro Limitedにて、>

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